guest

A special lecture

「定例会」の時間枠で、ロービジョンもしくは視覚障害に関わる先生方を"特別"講師としてお招きし、講演頂くことがあります。今回は2004年5月13日分を記載します。

◆Former WBA world youth Claud Van Damme grade champion Katsuya Onizuka

"My boxing view of life"
2004年5月13日(木)19:30より、福岡市立心身障害福祉センター(あいあいセンター)7階中研修室にて、『元世界ジュニア・バンダム級チャンピオン 鬼塚勝也氏』を講師としてお招きし、講演会(勉強会)を行いました。
題目は、「私のボクシング人生観」ということで、ご自身のボクシング人生を通じて得た教訓やボクサー時代を支え続けたポリシーについて熱弁を振るって頂きました。   また、参加者から矢次に出る質疑に対し、丁寧にお答え頂き、熱く激しい講演会を実施することが出来ました。
『よく人からチャンピオンになるなんてすごいね、大変だよねと言われる。 が、自分としてはこれが一番楽な生き方。逆に自分から見ればサラリーマンのような 生き方の方が大変だと思う。 自分の人生なのだし、自分の生きたいように生きることが大切。幸せの形は人それぞれ、 自分自身の中にあるんじゃないかな...』
デビューしてからチャンピオンになるまでの試合をまとめたビデオを見た後にお話を聞いたのですが、 聞いていた全員、ノックアウトな勉強会でした。 今の仕事が楽しい人も、迷っている人も元気が出るようなお話だったと思います。
多忙極まる時間の中、積極的にご協力頂きました鬼塚会長、また主催側の予想を遥かに超えた多くの参加者の皆様、この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
今後も勉強会の時間の中で、このような講演会を実施して参りたいと存じます。 その際は、ご支援、ご協力、ご参加の程をよろしくお願い致します。

鬼塚勝也氏

参加者らと鬼塚氏

A profile of Katsuya Onizuka
1970年3月12日:福岡県北九州市にて出生
豊国学園(高校)、2年生時にインターハイ・ライト・フライ級優勝
1988年4月:プロデビュー
1989年2月:全日本ジュニアバンダム級新人王獲得
1989年10月:日本ジュニアバンダム級タイトル獲得
同年12月同タイトル初防衛戦で、1R1分18秒KO勝ち 同クラス、日本タイトルでの最短KO記録 (3度防衛後、返上)
1992年4月:WBA世界ジュニア・バンダム級タイトル獲得 プロボクシング年間最優秀選手、WBA(世界ボクシング協会)年間最優秀選手、報知プロスポーツ大賞受賞(上記3賞とも1992年度) 合計5度の防衛に成功、WBAよりスーパー・チャンピオンと認定される 日本人世界王者のスーパーチャンピオンは鬼塚勝也、具志堅用高のみ
1994年9月:引退を発表 プロ成績25戦24勝17KO1敗 日本人世界王者でプロデビュー以来の24連勝は日本記録 その後、充電期間に入る
1996年6月:福岡市にSPANKY K SACRED BOXING HALLを開設。自ら会長を務める
2004年3月:同ジム、日本プロボクシング協会に加盟

公式ホームページ鬼塚勝也.comの画像現役時代の鬼塚氏