about

What is "UN AMI"?

英語で言うところの"a friend"。 フランス語で「仲間、ともだち」という意味の名詞です。男性の友人なら"un ami"、女性の友人なら"uneamie"となります。私たちは、広義の意味で"アナミ(un ami)"と名付けました。ですから、アナミに集いしメンバー(会員)は、業種や分野などの垣根を超えた"ロービジョンという共通項を持つ仲間"なのです。

The history of "UN AMI"

平成2年(1990年)に福岡にて産声を上げました。 発足当時、福岡においてロービジョンサービスを複数箇所で受ける場合(例:眼科から施設へ)、情報の供給がなされず、 利用者にとってより良いサービスが提供しにくい、という状況でした。

そこでこれらの問題に対し、当時のメンバーらが集まり、専門職がまず個人的につながり、専門職間の垣根を取り払い、互いの機関の情報の共有・提供・交換がスムーズになされ、必要なロービジョンサービスができれば・・・ということで発足したのが始まりです。

Activity of "UN AMI"

アナミとしての活動は、大きく分けて次の3点です。

1.ロービジョンに関する勉強会

会員内では「定例会」と称されていますが、ロービジョンに関した テキストの輪読、会員が抱えているケースに関する勉強会、 或いは、さまざまな研修会に参加した会員が研修の成果を 発表する場でもあります。

2.社会に対するアピール

発足当初から行なっており、年に1回、「ロービジョンを考えるシンポジウム」を開催しています。毎年年度当初にテーマを決め、テーマに沿った勉強会をシンポジウム前に行い、あわせて関係する機関や学校などに情報を流し、社会に対して、ロービジョンに関する諸問題をアピールしていくものです

当初のシンポジウムは、"社会に対するアピール"という側面が強かったのですが、近年では"ロービジョンに関する諸問題をさまざまな角度から掘り下げよう"という方向へ移行しつつあります。

3.地域ネットワークの形成

会員間の連絡という事務的なものから、それぞれ抱えているケースに対し、ネットワークを活用して関わる、という様なものまで、さまざまな形で行なっています。また、シンポジウムを或いは勉強会を通じて生まれた新たなつながりも加勢し、そのネットワーク形態は文字通り網の目状に広がってきております。